静かなスタート
天巧は1989年11月に誕生しました。
実際の酒造りは1988年度に仕込んだ純米大吟醸を調熟のうえ、年末に発売したのです。
当時は純米大吟醸の出荷量は極めて少なく全国の出荷量の1%も無い時代でした。
いずれ時代が変わり、特長のある酒が好まれるということを確信し、静かに「天巧」の販売が開始されました。
発売初期の姿
最初は1.8Lだけ
天巧は1989年の年末需要期に発売になりましたので、贈答用の需要を考えて1.8Lのみの発売で、化粧箱は木箱でした。
酒の木箱というと桐箱が使われることが多いのですが、このときは紹介があって杉箱を採用しました。珍しさも手伝って人気を博したのですが、桐と異なり製箱後の木材の変形が欠点でした。
純米大吟醸 天巧 無濾過生原酒
12月中旬より限定販売